リザーブMasterを評価

※製品の評価は2023年4月現在の公式サイトに掲載されている情報をもとに行っております。実際に購入をご検討する際には、公式サイトで最新情報をご確認のうえ、各メーカー様に問い合わせください。

全国11ヶ所に拠点があるため細かいサポートが受けられそうです。ハードメンテナンスはNECフィールディングとEPSONのサービスエンジニアが医院に直接訪問し、メンテナンスしてくれるようです。

他にも毎月の定期電話サポートや、コールセンターでの問い合わせ対応、リモートアシスタンスでのリアルタイム画面対話など、様々なサポートが受けられます。また、各レセコンとの連動も可能です。

ただし、データの保存先がクラウドサーバーではないので、サーバーを院内に設置する必要があったり、データのバックアップ・更新作業などのメンテナンスが必要になったりします。

シンプルで使いやすい予約管理システムは、患者さんの名前や、その日の治療内容も表示されるため、一目見て内容がわかるようになっています。

統計機能では患者の年齢・性別・職業・居住地域などによる、月・曜日・時間帯ごとの来院状況をグラフ化できます。

他の予約システムと同じように必要な機能は揃っていますが、LINE対応などの独自機能が無いため、その点については今後に期待です。

オプション機能を活用することで業務の効率化がはかれそうです。

CTI機能は電話の着信時に患者さんの予約情報が自動で表示されるため、わざわざカルテを調べなくても予約変更やキャンセル対応がスピーディーに行えます。

また、電子カルテシステムの「ProSeed SV」とリンクさせることで、カルテ入力後に担当の衛生士や歯科医師がチェアサイドで患者さんの予約を取ることができるため、受付は他の業務に集中することができるのではないでしょうか。

リザーブMasterでは様々なフォローメール配信が可能で、患者さんに登録していただくことで医院側から送信できます。

特に予約日の確認メールや定期検診の確認メールは来院忘れを防ぐことができ、無断キャンセル率の軽減にも繋がりそうです。

他にも、誕生日お祝いメールや来院後のフォーローアップなど患者さんにとって歯科医院を身近に感じられるフォローができるのは良い点ではないでしょうか。

料金についての記載がないためコスパに関しては何とも言えません。オプション機能などをつけることによって費用も変わってくるため、事前に相談が必要です。

データは院内サーバに保管する形になるため、もしサーバーがダウンしてしまった場合はデータの損失などのリスクがあるかもしれません。

クラウド上に保管をしているシステムと比べると、データの安全性には少々不安が残ります。

リザーブMasterのおすすめポイント

公式サイトで紹介されている、歯科医院の声をいくつか紹介します。

導入して、どのような感想を持ったでしょうか。

メリットの一つとして、端末PCが複数台あれば、どこでもアポイントを確認することができます。そのため、歯科衛生士がメインテナンス後にそのままチェアサイドで操作し、次回予約を取ることもできます。
1番気に入っている機能は「CTI機能」です。患者さんからの電話に対して、どなたであるか一目瞭然でわかりますし、患者さんの情報を瞬時にスタッフと共有できます。
予約をした患者さんのうっかり忘れや無断キャンセルの防止をしたかったので、患者さんの予約日の前日に予約メールを流すことで、無断キャンセルは少なくなりました。また、患者さんの予約設定の際、紙アポイント帳と診察券の両方に書いていたのが無くなり、受付の業務が非常に簡単になりました。担当歯科医の色分けで見やすくなりアポイントミスが減ったことです。
画面上に患者名だけではなく「処置内容」まで表示される機能は、バランス良いアポイントに繋がり、スタッフと共に効率よく診療ができる要因の一つになっています。患者様からの電話の時は、画面を見ながら適切なアポイントをとることもでき、予約から診療を始めるまでストレスを感じることはありません。