dentareserve（デンタリザーブ）を評価

※製品の評価は2023年8月現在の公式サイトに掲載されている情報をもとに行っております。実際に購入をご検討する際には、公式サイトで最新情報をご確認のうえ、各メーカー様に問い合わせください。

初期費用が安いことからコスパ面ではハードルが低く、また専用のサーバなどを設置したり、新しいソフトウェアをインストールする必要もなく簡単な初期設定で導入が可能です。

導入の際にはほとんどがオンライン上で手続きを済ませられるため、わざわざスタッフとアポを取って設置に時間をとることもなくスムーズに導入ができます。

しかし、他の予約システムに多い「レセコン連携機能」は情報保護の観点から出来なくなっているそうで、新規の患者情報については手入力が必要です。あくまでも予約管理ツールとして使うことを目的としているようです。

30日の無料お試し期間が設けられているため、使い勝手を確認することができます。

デンタリザーブの機能はシンプルですが、歯科医院に必要な機能は備わっているようです。

一般的な予約管理機能に加え、患者さんがスマートフォンから24時間いつでも予約ができる「WEB予約機能」や、予約成立時と予約直前にお知らせメールを送る機能もあります。

また、複数のPCやタブレットから予約管理画面を開くことができるため、チェアサイドで予約を取ることができます。これらにより、患者さんの離脱防止や受付の仕事軽減にもつながるのではないでしょうか。

機能が少ないため、予約管理システムをフルに活用して歯科医院の運営をしていきたい！という医院さんには少し物足りなく感じてしまうかなといった印象を受けました。

ただし、予約管理に関しては細かく時間分けできたり、患者さんが24時間WEB予約をできるので、紙のアポ帳を使っていた医院さんには受付業務の大幅な時間短縮や、アポミスを軽減を期待できると思います。

WEB予約に対応しているため、24時間365日患者さんからの予約が可能になっています。

また、予約を取った際の確認メールや、無断キャンセルのメール送信など、患者さんの通院忘れへの予防や、無断キャンセルをした方へのアプローチを行うことができます。

ただし、対応しているのがEメールのみに限られているため、LINEなどのメッセンジャーアプリをメインで使っている患者さんには見落とされる可能性があるかもしれません。

特に負担になりやすい初期費用が23,000円と安く、年間費用も47,000円となっており、予約システムの中ではコスパがいいと言えます。

オプションによる追加費用も発生しないため、決まった費用で利用することができます。

できるだけ予約システムはシンプルでコスパのよいものを使いたいという歯科医院さんにはおすすめだと思います。

デンタリザーブはASP方式を採用しており、患者情報や予約情報はクラウドサーバーサービス世界シェアNo.1の「Amazon Web Service（AWS）」のデータセンターにて保存されます。

突然歯科医院のパソコンが故障してもデータは守られるため、安全面に関しては心配なさそうです。

dentareserveのおすすめポイント

公式サイトで紹介されている、歯科医院の声をいくつか紹介します。

導入して、どのような感想を持ったでしょうか。

治療後の留意点もメールで個人宛に送る。紙よりもメールが喜ばれる。現在、予約入力はPC2台で運用。新しいスタッフが入っても、予約システムに関しては違和感なく、すぐに使えるようになっています。
「患者さんの名前を検索すると、すぐに次回予約が分かるので患者さんを待たせることがなくなりました。受付にパソコンとiPadがあることで同時に予約が取れるようになりました。一人が会計と次回予約をし、もうひとりが電話での予約を受けるなど、とても便利です。」
「まだiPadを使用し始めて2カ月たらずですが、予約状況はiPad使用以前と比べて120%アップになっています。受付以外のスタッフも予約内容を簡単に見ることができ、前準備の精度も心構えも上がっています。」